緑を染める

黄色の染液が取れる植物と藍を使って緑を染めると言うのは私の大好きなパターン。

黄色の色合いも使う植物によって微妙に色が異なるため、藍と重ね染めして得られる緑の色も異なってくる。

エンジュや蛍光色のキハダは結構明るめの緑色が染まった。

今日はメリケンカルカヤを煮出して黄色の染液を取る。メリケンカルカヤは黄色の中でも少し色が落ち着いていて、針葉樹のような深い緑が出せた。

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メリケンカルカヤの黄色も残したくて、輪ゴムを使った絞り染めをしてみたが、もう少し黄色の部分を出したかったところ。

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こちらは、布の起毛面とキャンパス地面、裏と表を継ぎ合わせてニュアンスの異なる一枚に。このあと藍抜染や刺繍、フェルティングを施して完成させた後、バッグに仕立ててもらう予定。刺繍は学び始めたばかりなので時間がかかりそう。。。

 

 

 

自家製歯磨き粉

市販の歯磨き粉の薬品の味が気になっていたので、自家製歯磨き粉を作ってみました。

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材料は重曹グリセリン、はっかオイルのみ。

合わせて混ぜるだけで、材料さえあればリーズナブルな安心安全自家製歯磨き粉が超簡単に出来ます。

爽やかなハッカの香りが口内に広がり、歯のツルツル感もずっと続きます。これは良い!

今年は市販の歯磨き粉を追放することにします。

初めての手織り

今年初めての手仕事は、新たに挑戦する手織りでした。

以前草木染めした毛糸を使いたくて、織物に初挑戦。クロバーの「咲きおり」40cmを使用。

付属のDVDを見ながら恐る恐る使ってみると、思った以上に簡単に織ることができました。

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縦糸には信州の庭の柿の枝葉で絣染めした綿糸、横糸には多摩川で採取したコセンダングサで染めた黄色の毛糸を使用。

20cm × 30cmほどの小さなマットですが、初めての仕事としてはまあまあの出来と自己満足です。

これで、草木染めした糸も消費できるめどが立ち、心おきなく糸染めを楽しめそうです。

 

蕎麦打ち

 

いよいよ大晦日です。

今年は蕎麦も自分で打ちました。

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蕎麦粉と繋ぎの地粉に水を入れて混ぜ、良く練って(菊練り)円錐形を作ります。

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上から押して丸くし、丸く伸ばす。

麺棒に巻き付けては四隅を伸ばすとあら不思議、ほぼ正方形になるのです。

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それを折り畳み、包丁で細く切ります。

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う〜ん、ちょっと太いかな。もう少し均等に細く切るには少し修行が必要のようです😅

切れ端は油で揚げて蕎麦かりんとうに。

これ、美味しいです。

 

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毎年紅白が終わってから年越し蕎麦を食べていたのですが、今年は昼前に蕎麦を打ち、お昼に年越し蕎麦をいただきました。

 

色々なことが静かに恙無く過ぎていきます。

今年もあと少しです。

信州は雪景色です。

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どうぞ良いお年を💐

 

 

餅作りに挑戦

お正月の鏡餅やお雑煮用のお餅を自分で作りたいと思っていて、ようやく今年実現しました。

 

義母が毎年お手製のお餅を送ってくれていたのだが、年末の忙しい時に大変だったろうなと思う。

高齢になり、最後の年はしんどそうで、義母に教えてもらいながら一緒に餅作りをしたのはもう15年も前のことになる。

 

あれから長い年月が経ってしまったが、ようやく正月のお餅を自分で作りたいと思うようになった。孫が産まれたのも一因かもしれない。

 

パンコネ機を使ってやってみると、思った以上に簡単で、これからは年末の私の仕事としてやっていけそうである。

 

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一晩水に漬けた餅米を蒸し、パンコネ機に入れて15分こねると、美しい餅肌になって感動。

鏡餅の分は丸めて完成。

残った餅は四角く切ってお雑煮やお汁粉用に。

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床の間に飾る鏡餅はちょっとオシャレして飾ったけど、蜜柑が大きくて少しアンバランス。

来年は橙を用意しましょう。

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良い年が迎えられますように。

 

 

35年来のシュトーレン

シュトーレン沢山焼きました。

35年間作り続けているレシピ。全くパンを焼かない年も、12月のシュトーレンだけは焼いていました。私の中では欠かすことの出来ない年中行事になっていて、これしないとクリスマス来ないし、これしないと年が越せない感じです。

今年はスパイスシュトーレンという、アルコールやスパイスたっぷり使った新しいレシピも教えて頂きました。それぞれに美味しくてどちらが良いとも言えなくて、これからも毎年色々なシュトーレンを作って行きたいと思うけれど、やはりこの35年来のシュトーレンは、懐かしい安定の味です。

 

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友人や息子夫婦、お世話になったあの方へ。